【1月13日 AFP】台湾で、九官鳥の鳴き声があまりにうるさいとして通報された飼い主が、仕返しにののしりの言葉を教えたとして訴えられる騒動があった。

 11日付の台湾紙「自由時報(Liberty Times)」によると、電気工の男性が、隣人が飼っている九官鳥の鳴き声がうるさすぎると、警察に苦情を申し立てたところ、飼い主の隣人ら5人は、仕返しとして九官鳥に、ののしりの言葉を教え込んだ。以後、九官鳥は男性をみるたび、「ほら吹きの間抜け野郎」と鳴くようになった。このため、男性は心理的ストレスを被ったうえ、仕事に集中できずにやけどを負ったと主張し、隣人ら5人を訴えた。

 だが、隣人らは九官鳥にののしるよう教えたとの容疑を否定。また、九官鳥と電気工のやけどとの因果関係も認められないとして、男性の訴えを却下したという。(c)AFP